ヤマちゃんが思ったこと、トレッキング、源流探訪、不可思議現象、反日マスコミがスルーしたニュースなど様々なことについて書き留めます。

ヤマちゃん日記

2019年08月05日

南ア仙丈岳、甲斐駒ヶ岳登山 続編

南ア仙丈岳、甲斐駒ヶ岳登山 続編

<8月1日(水)>;甲斐駒ヶ岳 登山





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3時過ぎに起床。

Y氏によれば当方は鼾をかいて寝ていたとのことで、自分としては殆ど寝れてないように思えたが多少は寝たようなので安心した。

ウイスキーの効果はいかほどあったのか???


今日の基本戦略は

“山頂到達の有無を問わずとにかく無事に下山すること”

であり、

常に体調に気を配りながら下山できる体力的余裕をもってゆっくり着実に歩を進め、少しでも体調不良を感じたならばその時点で直ちに下山することとし、その方針をY氏と共有した。

昼食用弁当を朝食代わりに食したが中々美味であった。

4時前売店で昼食用のチョコレートケーキを買い、ヘッドランプを点灯し4時頃山小屋を出発し仙水峠への道を辿った。

長衛荘の前を通過し鉄橋を渡ると渓流沿いの山道=登山道=となる。

30分程度歩き堰堤の傍で水分補給をしていると後続の山ガール二人が追い抜いて行った。

その直後男女の子供連れの夫婦4人も追いついてきたので道を譲った。

ロープ付丸木橋とロープ無丸木橋を渡る時仙水小屋までの通路は完全に登山道であることが判り、昼間でないと通行は危険だと感じた。

仙水小屋脇の水場で飲んだ水は最高に美味かったのでペットボトルに入れておいた。

此処で休んでいた山ガール2人と再会し会話するなかで当方の年齢が話題となったので、当方が83才、76才、73才という三択クイズを出した所 山ガールは見事76才だと答え的中。しかし76才の老人が甲斐駒ヶ岳に登るとは!!!…と彼女達は驚きの表情を隠さなかった。

年配者4人組が追いついてきたので道を譲った。

多数のシャクナゲが咲く露岩帯では堆積した無数の岩塊の上を歩いて行くが岩の間には隙間があり慎重な歩行を余儀なくされた。

6時前に休憩中の親子4人が待つ仙水峠に着き小休止しここでも一家と会話した。

遥か前方に鳳凰三山のオベリスクが見えた。

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ここからは駒津峰(標高2740m)まで長い急登りだ。
更に年配女性4人組が追いついてきたので道を譲った。

この年配女性4人組と親子4人は抜きつ抜かれつしながら進んだので出会う度に話を交わすようになった。

最も年配と思われる女性はダブルストックを駆使して登るも遅れ気味であり足が短いとブツブツ言いながらもしぶとく段差に食らいついている姿が印象に残った。

6時50分頃平坦地(標高2536m)に着き、年配女性4人組に追いついた所で小休止。

此処で話すうちに最も年配と思われる女性の年齢は何歳?と聞かれたので当方が90才と答えたので大笑いとなり、結局本人が当方よりも2歳年上の78才だと教えてくれた。この時の苦しい筈の彼女の顔には満面の笑があった。

何と78才で甲斐駒に挑戦されていたのだ・・・・ビックリポン!!!
上には上がいるものだ!!!

ここからは栗沢山のすぐ西側に北岳が見え、

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西側には双児山?らしき大きな山塊

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も見えた。

遥か前方に聳える峰を目指し更に急登をゆっくり登り7時50分頃 駒津峰(標高2740m)着。
此処でしばし小休止。

此処からの展望は一級品で南アの峰々が見渡せた。

DSCN2661.JPG;鋸岳方面

前々から、標高2740mの駒津峰から標高2967mの甲斐駒ヶ岳へ標高差200mそこそこ登るのに何故1.5時間〜2時間近く時間が掛かるのであろうか???…と疑問であった。

その疑問は駒津峰に達して眼前の甲斐駒ヶ岳を真近に見てようやく解けた。

細い尾根道の先には標高差40mばかりの岩場の下り急斜面が待っていた。
この辺りで当方は下山時の体力を保ちながら行ける所まで行くこととし、Y氏が先行し帰路で当方に合流することにした。

六方岩へ下る急斜面では年配女性4人組に道を譲った。この直後 最後尾に例の78才女性が尻セードで急坂を下る姿を見て再び感心させられた。

六方岩で小休止した時この調子で行けば多分10時頃まで山頂に着ける予感というか確信に近い意識が芽生えてきたので更にゆっくり着実に登って行った。

9時過ぎに花崗岩大岩壁直下

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を通過しいよいよ白砂のザレた急坂に差し掛かって喘ぎ気味に登っていた時、下山してきた若い美女が遥か上方の緑のハイマツ帯を目指し『あの緑のハイマツ帯まで行けばすぐ山頂ですよ』と声を掛けてくれた。

これでまるで天女様に出会った気持ちとなり元気百倍、100m先の年配女性チームの後を焦らず追い9時55分頃終に甲斐駒ヶ岳山頂に立つことができた。


後でY氏から聞いた話では年配女性4人組の内、78才の女性と別の一人は途中から引き返したとのことであった。当方は100m先を進む年配女性2人の内一人が78才女性だと思い込んでいたので“78才の彼女に負けられない”という意識が頭の片隅にあり頑張れたのかもしれない。

山頂からはY氏、4人家族連れから想定外という驚きの声が出迎えてくれた。

更に山頂で休んでいる山ガール二人にも当方の姿を見せた所彼女たちも大いに驚くと同時に当方の健闘を称えてくれた。

実は要所四カ所で座り込み両足を按摩したのも役に立ったのかもしれない。

早朝4時出発、山小屋での睡眠、ナップザックの採用による軽量化、絶え間ない水分とカロリー補給、帰路への余力を保ちながらの焦らずゆっくり登った所等々いろいろな要素がうまく組み合わされた結果無事登頂できたのであろう。


下山の厳しさを考慮し10時10分頃ガスに煙る山頂

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を出発し、バスに遅れれば一泊するという楽観的思いで帰路も焦らず下った。

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帰路再び飲んだ仙水小屋の水は今まで飲んだ中で最高の美味であった。

15時前にどうにか無事に北沢峠に着き15時20分発の臨時バスに乗り込み16時頃今夜泊まる仙流荘に着いた。

仙流荘へ向かうバスの中で隣に座った別の年配女性と話が合い殆ど50分間喋り続けたのも印象深い。


件の家族連れの二人の子供達から我々二人ははマリオ1号、2号と呼ばれていたこともY氏から聞いた。


今迄の山登りで今回の甲斐駒ヶ岳登山ほど色々な人達と交流しながら登り降りした経験はない。


より具体的に言えば、
山ガール2人組、家族4人組、年配女性4人組、花崗岩大岩壁下で声を掛けて元気付けてくれた若い美女、帰りのバスで隣に座った年配女性の合計12人。

この内女性が10人、男性は小学生とその父親の2人。

これら12人の方々たちとの会話、やり取りは実に楽しく自然であったのが印象に残る。

posted by ヤマおやじ at 14:30| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

年を取らない 宇部の山ちゃんえ〜

二日目の 甲斐駒の ラストは…

ネバリの山ちゃん 本領発揮でしたね‼️

タイムリミットに 間に合って良かったです‼️

次回は もっと高みを 目指しましょう‼️

周南の山ちゃんより
Posted by 周南の山ちゃん at 2019年08月05日 21:11
色色あってご返事が遅れました。珍しく他の方々からもコメントを頂きましたが未だ返事を出していません。もう少し時間は経てば今回の南ア登山を振り返る余裕が出るでしょう。
Posted by ヤマちゃん日記管理人 at 2019年08月28日 18:50
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