先日には西目山→右田ヶ岳と時計回りに縦走したので、今回は右田ヶ岳→西目山と反時計回りに縦走した。
10時30分頃右田小学校前駐車場を出発し、塔ヶ丘コース登山口へ向かい西村口から入った。
快晴なので暑くなり上着を脱いでいると、相当年配のおじさんが直登コースへの入口を聞いてきた。
塚原コースの途中から左折する 旨答えると、このまま塔ヶ岡コースを登るというので一緒に歩き始めた。”直登コースは自己責任で登るコースといわれ、かなりきついですよ”と暗に止めるような説明をした。
件の年配おじさんは、半月版を手術した後遺症で膝と腰の具合がよくないので下りは苦手だが、登りはそれほど苦にならないという。
最初は話を交わしながら登っていたが、しだいに前を歩く件の年配おじさん(以降『おとうさん』と呼称する)姿が遠くなってきた。(当然ながら)おとうさんの歩行スピードがヤマちゃんおやじよりも早いからだ!!!
マイペースでしばらく登ったところで、休憩中の二人連れと立ち話しているおとうさんに追い付いた。
“おとうさんの歩行スピードはすごく早いですね〜”と声を掛けると、休憩中の二人連れも、“私達も後から登ってくるおとうさんのスピードに急かされて歩いたので本当に苦しかった”・・・とおとうさんへ感嘆の言葉を送った。。。
ヤマちゃんおやじは噴出す汗を拭きながら登ってきたが、おとうさんの顔には汗は全く無く呼吸の乱れも全くなかった!!!
それからおとうさんと再び話しながら登っていった。気になっていた年齢を聞くと、79歳という〜〜〜ヒェー何たることだ〜〜〜
ヤマちゃんおやじよりも10歳年寄りなのに足はすこぶる速い上に、疲れも見えない!!!
おとうさんは、“足腰を大事にしすぎて楽をすると寝たきり老人になるので、多少無理をしてもこうしてリハビリをすると思って山登りしている”という。
楽をして美食しグータラして病院通いしている年寄りが少なくない中で、何としっかりしたお方だ!!!・・・と感心した。
おとうさんと色々話しながら12時頃右田ヶ岳(標高426m)に着いた。年配者が10人程度いた。
天気は快晴であり遠くまで視界は良好。笠戸島の後ろに山並みが見えたのは光市・柳井付近だと思われる。
ムスビを食い、ポットから暖かいコーヒーを注ぎ飲みながら景色を楽しんだ。
隣のグループで談笑中の男性が、アルツハイマー病をもじって自分は“アルクハイマール(歩く這い回る)”病だと言ったので大笑いを誘った。。。。。
12時10分頃山頂を発し、勝坂コースに入った。前回は尾根コースを登ったので今回は以前登って楽だったと印象がある本コースを下ることにした。
しかしのっけから目がくらむばかりの傾斜70〜80度もある崖が延々と続いており長いロープが垂れ下がっているではないか!!!!
後ろ向きになって岩の角とロープを両手で掴み、足では踏み場所を探りながら慎重に下って行った。
長さ20m程度の1本目のロープが終わると、続いてほぼ同じ長さの2本目のロープが垂れ下がっていた。少し緩やかな傾斜の後再び急傾斜が始まり緊張が連続する20分間だった。標高差40〜50mの崖をロープ伝いに一気に降りた格好だった。急傾斜の下りは更に標高差で50m程度続くので本コースの迫力はかなりのものだ!!!
尾根コースは所々傾斜がゆるむ場所があり緊張をほぐすことが出来るが、本コースのほうが怖い印象を受けた。13時10分頃勝坂登山口着。
国道262号線の歩道を山口方面へ進み 13時20分頃勝坂窯で左折し道なりに進み、13時30分頃渡河点をわたり西目山登山道急坂へ取り付いた。
途中眼前に広がる右田ヶ岳勝坂コースを目で辿ると、岩峰頂上付近から土石流跡が一気に山麓付近まで下っているのがはっきり認められた。
土石流発生以前登った勝坂コースでは岩峰直下だけにロープがあった印象がある。今回の勝坂コースでは岩峰直下から延々50m下まで急峻な崖が続きロープが三箇所設置してあった。ということはその後防府大水害時に発生した土石流によってコースルートが一部変わったのではないだろうか???
14時頃に西目山(標高312m)山頂着。
喉を潤しただけで大日コースを下り始めた。大日コースの下りは初めてだが、景色は申し分ない反面なかなか気が抜けない(両手・両足・ロープを使い後向きに下る)箇所が沢山(多分20箇所程度)あった。
15時頃に大日コース登山口着。標高差300m下るのに1時間も要したのは、下りが決して楽勝ではなかった証拠だ。
15時20分頃右田小学校前駐車場へ着いた。余りの好天につられて、近くの大平山(標高631m)に登ることにした。車で大平山ケーブルカー山麓駅付近の登山口駐車スペースへ移動。
15時50分頃ケーブルカー山麓駅近辺の登山口を出発し、登りなれた道をひたすら登る。いつもながら7合〜8合の急坂に喘いだ後の展望台に導く長い階段がやけに苦しい。
展望台から寒そうに降りてきた夫婦連れが、シャツ姿で白い息を吐きながら足早に通過するヤマちゃんおやじを見て、“下から登ってきた人だね”と話すのを聞いて若干晴れがましい気持ちになった。
16時43分に大平山山頂着
軽ザック装着ではあるが山頂まで標高差467mを休まず53分で登ったのは自己最短記録ではないだろうか。。。。煙草をやめて1年になるが禁煙効果も少しはあるのかも知れない!!!
山頂からは、十種ヶ峰、高岳山、三ツヶ峰、弟見山、莇ヶ岳、高岳、長野山、馬糞ヶ岳、石ヶ岳、金峰山など白い峰々が遠望できた。
山口・島根県境を走る標高1000m級の西中国山地脊梁部がこれほど豪華に眺められると言う点では、大平山はこの近郊で断トツだと思う。。。。
16時50分山頂発、17時30分登山口着。
帰ってトータル登り累計高度差を調べると1298mであった。
同じ山に登ることが多いが、登る度に新しい発見がありそれほど飽きる感じはない。
今回も無事に三山巡りをおえることができ、それなりに楽しく過ごすことが出来た。
感謝、感謝、感謝。。。。。。

