ヤマちゃんが思ったこと、トレッキング、源流探訪、不可思議現象、反日マスコミがスルーしたニュースなど様々なことについて書き留めます。

ヤマちゃん日記

2009年09月24日

日米同盟の強化確認、鳩山・オバマ初の首脳会談

◆ ニュース

1.日米同盟の強化確認、鳩山・オバマ初の首脳会談
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090923-00000811-yom-pol
9月23日22時41分配信 読売新聞
【ニューヨーク=小林弘平】

鳩山首相は23日午前(日本時間同日夜)、就任後初めてオバマ米大統領とニューヨーク市内のホテルで約35分間会談した。

 両首脳は日米同盟の一層の強化を確認し、北朝鮮の核問題や核軍縮、気候変動問題への対応での連携で一致した。

 首相は会談後、記者団に「大統領と私との間で、何らかの信頼関係のきずなが出来た」と語った。

 日米同盟について、首相は「これからも安全保障の基軸だ」と述べ、大統領は「両国の安全保障、経済繁栄の基盤だ」と応じた。

 日米地位協定改定や在日米軍再編計画の見直し、来年1月で期限が切れる海上自衛隊によるインド洋での給油活動の扱いなどについての具体的なやりとりはなかった。

大統領は「きょうから長い付き合いになるので、一つ一つ解決していこう」と述べた。

首相は「トータルで何ができるか最善のものを考えたい」として、アフガニスタン復興支援で農業支援や職業訓練など民生支援を行う意向を示した。

 両首脳は北朝鮮の核保有、核開発は「容認できない」との認識で一致。首相は米朝協議に関し、「核問題をめぐる6か国協議の枠組みの中で行われることが重要だ」と指摘、日本人拉致問題の解決に向けた協力を要請した。

 気候変動問題では、首相が2020年までに温室効果ガスを1990年比で25%削減するとした中期目標について説明、米側の取り組みを要請した。また、大統領が4月に「核兵器のない世界」を提唱したことを評価し、大統領と核軍縮・不拡散での連携を確認した。

 鳩山政権のアジア政策については「日米同盟を基軸としてアジア諸国との信頼関係の協力強化と地域協力を促進していく」と説明。大統領は「歓迎する」と応えた。


≪  ヤマちゃんおやじのニュース雑感  ≫

≪1≫ 日米同盟の強化確認、鳩山・オバマ初の首脳会談

・ 鳩山首相は、日米同盟について、「これからも安全保障の基軸だ」と述べたのは、日本国首相としては最低限発言すべきものであろう。

・ 初会談から喧嘩を売るケースはまれである。日米首脳がお互いに反目する状態に終わらなかったことで最低限の役目を果たしたといえる。

鳩山首相は、インド洋給油中止は話題に出さず先ずは、波風を立てないように配慮したといわれている。

・ 先ず35分間と言う会談時間が、鳩山・オバマ初の首脳会談のすべてを雄弁の物語っていると感じる。

一国の首相と米国大統領の会談時間として35分は、礼を失しない最低限の時間と思う。

・ 首相は会談後、記者団に「大統領と私との間で、何らかの信頼関係のきずなが出来た」と語った。

個人レベルでは、互いの間で信頼関係が成立する場合がある。

米国の元首であり三軍の長であり、議会決定を拒否できるという強大な権力を有し米国国益の最終的擁護者であるオバマ大統領と日本国の首相との間に、好悪感情以外に信頼関係なるものが果たして存在するものであろうか????


確かに過去において、日米国政リーダー間で信頼感があたかも存在したように演出されたことはあった。

レーガン〜中曽根は、互いにロン、ヤスと呼び合う仲だと喧伝された。

ブッシュ(息子)と小泉的首相との間にも同様な演出が見られた。

いずれも、日本首相が国益を放棄して米国に追従するという現実を、トップ同士の信頼関係の演出によって塗糊するものであった。

民主党は何をするかわからない点では、従来の首相とは異なることを米国は認識し、民主党の行動を注視している最中である。


自国の国益を無視してまで個人的な信頼関係でもって、政治決定を行う一国のリーダーが仮に存在したとすれば、国民から総スカンを食らうのは目に見えている。

国のリーダー間での信頼関係を求めるとすれば、国際政治の何たるかを知らない青二才のたわごとに等しい。

非公開会談の内容は不明であるが、35分間という短い会談時間では、相互信頼が醸成されたとは言いがたい。

鳩山首相の友愛精神に基づく東アジア共同体提唱などは、米国にとって判りにくいものであり、恐らく世界中の政治家にとっても理解できない政治言動だろう。

そういう意味では、鳩山氏は一国の首相になった後でも、引き続き宇宙人のままで押し通すつもりらしい・・・・

オバマ大統領が掲げる核軍縮交渉推進は、本人の真意は100年後に実現すればよい程度の認識といわれている。

ヤマちゃんおやじの感覚では、オバマ大統領による核軍縮交渉推進は、当面イランや北朝鮮での核兵器保有を抑えるという表面的理由のほかに、日本の核武装を押さえ込む意図があるように思えてはならない。


むしろ日本の核武装を押さえ込むのがオバマの真意ではないかと感じる。

イランや北朝鮮の核武装は恐らく核軍縮交渉程度では阻止できない可能性があるが、日本の核武装はオバマが吼えれば一瞬に大きく後退し、実現の可能性は遠のく。

鳩山首相がいくら日米対等の政治を謳っても少しも実現はしないだろう。

それは日本が憲法によって戦力を保持できないので、軍事面で米国におんぶに抱っこされているからである。

日本が核兵器を持てば一番困るのは、米国だ。

これによって初めて日米対等が現実的なものとなり、米国が日本を隷属させていることによる諸の大きな果実を失うことになるからである。

友愛精神など国際政治と無関係な子供だましを掲げる鳩山首相などには、オバマ大統領の掲げる表面が甘いオブラートの下に隠された深慮遠謀など到底理解できないのかもしれない・・・・・
posted by ヤマおやじ at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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