1.いすゞ自動車が期間従業員の契約解除を撤回
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081224-00000537-san-bus_all
12月24日12時39分配信 産経新聞
いすゞ自動車は24日、契約期間中に雇用契約を解除するとしていた約550人の期間従業員について、当初の契約打ち切りの方針を撤回することを明らかにした。契約期間が満了するまで雇用を継続する。
いすゞは11月に藤沢、栃木工場の期間・派遣社員計約1400人に対し、12月26日付で解雇することを通告した。これに対し、両工場の期間従業員らが解雇予告の効力停止などを求める仮処分を横浜地裁などに申し立てていた。
2.東芝,リチウムイオン電池量産工場を新潟県柏崎市に建設予定
今朝のNHKニュースで報じられた。
現在月産15万個を新規量産工場の建設により一気に月産1000万個に大幅に引き上げ、世界シェアー20%を生産する予定。
詳しくは東芝のHP
≪ ヤマちゃんおやじの補足 & 雑感 ≫
≪1≫ いすゞ自動車が期間従業員の契約解除を撤回
・今回の世界的不況に際して大量の派遣切りが行なわれている。派遣労働者の労務費は極めて安いので好況の時には、派遣労働者は利益獲得に最も貢献する。好況の時に利益獲得に最も貢献した派遣労働者が不況になれば真っ先に首を切られるのだ。
極めて不平等な仕組みが規制緩和という美名の下で国の施策として法制化され保障されているのである。換言すれば現在の奴隷制度である。
・ いすゞ自動車は契約期間中に雇用契約を解除するとしていたのであり、契約違反である。こうなると「金のためならば人命などどうでも良い」ということと同じである。
・ いすゞ自動車のみならず国内外の不況業種では大なり小なり非正規社員は真っ先に首を切られるのである。
・ いまどき人身売買としての奴隷制度は廃止されているが、派遣労働者は正規労働者に比べて極めて劣悪な雇用環境に置かれるので、新手の奴隷制ともいえるのではないか?
新手の人間差別ともいえよう。
・ 自動車業界は今年春までの好況期に手厚い内部留保(一説には十数兆円)を積み上げてきた。最も安い労務費で雇える派遣労働者が、この内部留保には最も高い貢献をしているのである。
民主主義とか修正資本主義とか美辞麗句を並べても、所詮新たな人種差別であり、新たな奴隷制度ではないか?
先の経団連会長の出身企業のトヨタ、現経団連会長の出身企業のキャノンという代表的な大企業が、先を争って派遣切りを決定するのである。
理由はどうであれ、現在の代表的経営者が守銭奴に陥っていることを如実に示している。かっての日本の経営者は、アメリカ企業が安易に常習的に行うレイオフを近視眼的経営として軽蔑していたのだが・・・経営者のモラルは時代に逆行して低下してきた。
大量の派遣労働者を生み出した現行悪法が、遅滞なく改善されることが期待される。
・ 中国では今年が経済開放政策開始30周年にあたる。昨今では、毛沢東時代のほうが良かったという人達が増えているという。共産主義の毛沢東時代では、給与は安かったが突然職を失うことはまれであったからだ。
世界同時不況を生み出した現在資本主義は、共産主義よりも劣っているということになる。資本主義が共産主義よりも優れているという定説は、否定されなければならなくなった。
株主利益至上主義も改めるべきだろう。経済成長も地球温暖化対応時代では、否定せざるを得なくなった。最先端といわれた金融工学が、未曾有の同時世界不況を引起こした。
神の見えざる手によってうまく導かれるというアダム・スミス以来発展してきた資本主義経済のエッセンスが、最近否定され始めてきた。
アダム・スミス以来発展してきた資本主義経済自体を徹底的に見直す時期が来たのではないだろうか?
≪2≫ 東芝,リチウムイオン電池量産工場を新潟県柏崎市に建設予定
・ 5分間で充電可能な東芝リチウムイオン電池は、当面電池駆動自転車用としての需要が見込まれ、将来的には環境対策車用の電池としての利用が期待されている。
・ 世界同時不況で派遣切の報道があふれる中で、今回の東芝によるリチウムイオン電池量産工場建設のニュースは極めて明るい希望を与えてくれる朗報である。
東芝経営陣の積極果敢な決定に敬意を表したい。これぞ真の経営者である。
派遣切り程度しかできない経営者は、経営規模がいくら大きくても3流経営者ではないか!!!!
・ 所詮景気は気分の問題でもある。みんながしょんぼりしていては、景気は良くならない。別の企業による同様な朗報を期待したい。
・ 政府も効果の少ない助成金を配り政策から脱皮して、エネルギー自給率/食料自給率の大幅アップを実現させるための公的事業発動を決定するくらいの政策を案出して欲しいものだ・・・・










